■世間の好みと己の好み
・お便り「私はしがない社内イラストレーターをやっていて、趣味で一次創作のエロ漫画を描いたりしています。仕事では主にノンケ男性向けの成人向けイラストを描くことが多く、趣味では比較的女性向け、ゲイ男性向け寄りの男をメインに描くことが多いです。問題は私の好みがどうやらマジョリティの好みと全く合致していないことです。描きたくないわけではないのですが、社内での制作になるため仕事では作家性は求められておらず、求められるものを求められるように描くことが重要です。そのため一応要望通りに描きたいのです。しかしいかんせん興味がない、正直魅力を感じていないため、描いてみても魅力的に描けている自信がまったくありません。プロとしては失格かもしれないな ナハハ と思っています。描きたいものしか描きたくないしそれが評価されたいよ〜！ということではなく、描くのはいいんだけど……興味ないから求められるものが出せる自信がないんだよね……というもにょもにょがあります。(実際もっとエロティックに…！などの抽象的なFBをされることがあります)御三方はこの様な悩みを持ったことはありますか？世間の好みと己の好みに折り合いをつけて制作をする時に何を重視しているかなどお聞きしたいです」
・エッチに見せる為のポイントやコードを抑えるべき？→もっと薄目に…頬を赤く染めて…！
・中野「そういった勘所が、自分の好きなものじゃないと分かりづらいって事かもしれないですね」
・世間の好みと自分の好みの折り合い→漫画家でいうと編集者からの要望にどう応えるか？
・編集者「漫画じゃなくて“ジャンプ”持ってきて」→具体的なようで全然分からない要望→ばき「『DEATH NOTE』や『暗黒神話』持っていけばいいんですか？？」
・手塚「僕が可愛いと思う女の子の顔と、編集さんが可愛いと思う顔がズレてるな…と感じる時はたまにあります」→おだてられたらデカパイだって描く
・自分の絵柄は世間一般の標準的な絵柄からどこまで離れているのか？→見慣れているから分からない→刃牙のふくらはぎ
・自分がハマれるメジャーな人気作と出会えればラッキー→世間と自分の好みが一致するポイント→手塚「プリパラと出会ってから、手塚の絵は可愛くなったと言われます」
・ファンアートを描く→好きな作品の絵柄を自分の絵柄にどう落とし込むか→折り合い
■メギド72完結
・お便り「メギド72の完結が発表されました。何年もの間ストーリーやフォトンドリブン、その他ゲームに関わる様々なものでプレイヤーを楽しませてくれたとてもおもしろいゲームでした。突然の終わりは悲しいですが、最後までとにかくクオリティの高いものを提供しようとしたり72にこだわり続けたり（なぜ？）する制作者の姿勢には、どこか清々しさも感じています。このラジオでも昔メギドに言及していましたが、作品の終わり際に、今一度話をお聞かせ願いたいです」
・7.2周年で堂々完結→ばき「めっちゃ良いゲームだった…こんなに長く続いたソシャゲあんまり無いですよ！」
・メギドはストーリーもゲームも面白い→ボードゲームのような歯ごたえのあるゲームシステム→歯ごたえがありすぎて気軽に遊べない→隙間時間で気軽に遊ぶソシャゲとしては弱点だった？
・メギドの日→号泣アイコン配布→Twitterが号泣アイコンだらけになって誰が誰だか分からない
・中野「ソシャゲの完結ってどこか寂しさがありますね。買い切りのゲームとは違う寂しさがある…連載漫画が終わるみたいな感覚なのかな？」
・メギドスタッフの次回作にも期待
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